「新校舎を美術館に!」の願望をいよいよ実現すべく、6月27日(土)から7月17日(金)まで〝創立110周年記念収蔵品特別展〟を開催いたしました。
 三代德田八十吉(高校4回)作『耀彩花器「希望」』をはじめとする、卒業生から同窓会に寄託いただき学校に寄贈された美術工芸作品等の所蔵品約200点を記念館と校舎に一同に展観しました。コモンスペースの常設展示ケースやギャラリーの壁面にはもちろんのこと、エントランススペースや廊下にもアクリルケースの展示台を特設し作品を展示したことで、あたかも美術館へと変貌したかのような校舎内には生徒たちの感嘆の声が響いていたようです。また、会期中には多くの同窓生にも鑑賞していただくことができました。

 記念館委員会では、これからも記念館展示室と校舎ギャラリーの展示の充実をはかり、また、年1回の特別展を開催していく予定です。
 展覧会の企画に関するご意見などをお寄せいただくことはもとより、収蔵品のさらなる充実のために美術工芸作品のご寄贈についてもよろしくお願いいたします。(高31回)