令和4年7月2日、こまつ芸術劇場うららで小松同窓会総会が行われ、約260人が出席しました。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、懇親会の代りに特別講演会という形式での開催となりました。

幹事学年である高校47回の大田隆志さんと松本朋世さんが司会を務め、まず福島知朗副会長(高38回)から開会の言葉がありました。

続いて和田学同窓会会長(高33回)より挨拶があり、2年半ぶりに同窓生が集まることができた喜びと、特別講演会の講師を引き受けて頂いた田中新太郎前石川県副知事(高27回)の紹介およびコロナ禍にも関わらず出席いただいた会員への感謝の言葉がありました。 

垣地正樹校長からは進学や部活動の結果など学校の近況もご説明いただき、文武両道に励んでいる生徒の様子を知ることができました。

来賓である佐々木紀衆議院議員(高45回)、宮橋勝栄小松市長(高50回)、井出敏朗能美市長(高33回)、中山雄二関西同窓会会長(高21回)、浜崎英明金沢同窓会会長(高25回)、松田光司富山同窓会会長(高33回)の紹介がありました。佐々木さんからは、衆議院会館を訪ねてくれる官僚や企業関係の方々に小松高校出身者が本当に多く、全国津々浦々で小松同窓生が活躍しているという実感を交えたご挨拶をいただきました。また中山さんからのご挨拶では令和4年10月15日(土)ANAクラウンプラザホテル大阪で予定されている関西小松同窓会総会のご案内もいただきました。

総会の議題は全て原案通り可決され、その後ホームスクールカミングディや小松同窓会青雲賞表彰などの各種事業について担当役員より報告がありました。

特別講演会では「失敗や人との出会いを成長につなげる凡人なりの生き方」という演題で田中新太郎さんから生い立ちから小松高校、大学での思い出、石川県庁での幅広い分野での体験等についてユーモアを交えながらお話をしていただきました。特に教育長時代に取り組まれた県内高校の各種課題のお話は大変興味深いもので、小松同窓会や教職員の方々にとって大いに参考になりました。和田会長からお礼の言葉があり、下徳こづえ会計(高31回)から花束を贈呈し、約1時間の田中さんの講演に対して会場から万雷の拍手で感謝の気持ちを伝えました。

最後に恒例の校歌斉唱の後、鈴木俊也副会長(高35)の挨拶で閉会となりました。今回は食事を伴う懇親会はできませんでしたが、休憩時間等で久しぶりに会った同窓生と旧交を温める光景があちらこちらで見られ、コロナ禍ではありましたが、沢山の笑顔が見られた総会および特別講演会となりました。